老後の不安

人は歳を重ねると、肉体が衰えると共に、判断力も衰えてきます。これは、寂しいことですが、誰にでも平等にやってきます。肉体的な衰えは、簡単な運動を日々の生活の中に取り入れたり、食生活に気遣うことで、衰えを緩やかにすることができます。また、判断力の衰えについては、衰えた部分を、財産管理委任契約や、成年後見制度等で、他の人の力を借りることで補うことができます。

財産管理委任契約
判断能力の衰えが無くても、躓いたり、転んだりの急なケガや急な病気で、体が動かなくなった時に、ご自分の預金の引き出しや、自宅の管理、アパート・駐車場、別荘などの管理、病院費用の支払い等を、あらかじめ契約しておきます。また、任意後見に移行するまでの財産管理を行うためのつなぎとして有効です。

成年後見
判断能力が衰え、自分で損得の判断ができなくなったときのために利用します。判断能力が衰える前に、あらかじめ契約しておく任意後見と、判断能力が衰えた後に、家庭裁判所に申し立てて行う法定後見があります。また、法定後見はその程度に応じて、保佐、補助、後見の3種類があります。

相続の手続き

遺言の作成

老後への備え

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